ひな人形作りに必要なパーツがセットされたキットの状態で届きます。追加のパーツなどを購入する必要はありません。届いたキットと工具があれば、すぐに組み立てられるため、初めての方でも安心のセット内容です。
久月は江戸時代、天保年間に創立され、百八十余年の歴史を有した日本を代表する人形の製造問屋です。ひな人形をはじめ、五月人形やフランス人形、ぬいぐるみまで作っているって知っていましたか?人形制作にかける技術がハローキティとコラボしました。
キットに入っている、薬の袋のようなものが糊です。1袋に小さじ1杯分位の水を加え粒々がなくなるくらいまで良く練り耳たぶ位の固さにしてください。やわらかすぎると布にしみが出ることがあります。
始めに決められた布の表を上にしてその上に型紙を置き、まち針で動かないよう布と型紙を止め、型紙に沿ってはさみで各パーツを切り取っていきます。この時布と型紙を一緒に切ってください。型紙よりも少し大きく切るようにすると、失敗しにくいです。
切り取った布を木目込む場所にあてがい、溝に糊を入れその上から両ベラ、目打ち等で木目込んでいきます。(糊はつけすぎに気をつけてください)次に布の余った部分ははさみで切り取り余った部分を再度溝の中に入れこんでください。これの繰り返しですべての箇所に布を入れていけば出来上がりです。
ヒゲの部分は、同封されているヒモを切って、同じように木目込みます。目と鼻は目打ちなどで穴を開け差し込みます。体と頭は、首穴に棒を差し込み頭の底の部分に空いている穴に挿し、糊かボンドで止め固定してください。ダニエルも同じ手順で作成して、無事完成です!
木目込むというものがどんなものかピンとこなかったけれど、幼稚園に通う娘が見た目を気に入ってしまい、思い切って購入。娘と一緒に作りました。娘には糊を作ってもらったり、私が大まかに木目込んで、仕上げとしてやってもらったりしました。初めは難しく感じたけれど、慣れてくると楽しくなってきました笑。母娘の良い思い出になりました。
子供の頃からキティちゃんが大好きで、様々なグッズをコレクションしています。ふと見かけたこの雛人形は、元々ハンドメイドも大好きだったので迷わず購入。布目の向きがずれてしまい、気になって何回も貼り直しました笑。こだわった分、とても愛着のある人形になりました。ひな祭り時期以外の時もずっと置いておきたいくらいです笑。