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学院長のごあいさつ

学院長のごあいさつ

横山久吉郎学院長 久月人形学院のホームページへのアクセス、有り難うございます。 私共の主張である、「美しい人形づくりを通じて、ゆたかな人間生活の「愛」と「文化」の伝統を未来に残し継ぐためにー。」というモットーに共感していただき、興味をお持ちいただければ有り難く思います。

人形は、自分を写しだす鏡であるといわれます。こころ騒ぐ日は、何を見ても乱れてみえ、こころ静かに和む日は、野の花にも自然の恵みと愛を感じます。人形にふれる心も同様にその人の心模様がくっきりと人形に写しだされると言われます。誠に感情豊かな世界です。人形とのふれあいはやさしさ、物を大切にする心、美を愛しむゆたかな芸術心を育みます。

人形の起源をさかのぼりますと、今からおよそ2000年程前、垂仁天皇の御代にいたります。当時すでに、皇室の死に殉ずる風習がありましたが、天皇は、これをいたく憐れみになられて、土偶の人馬を以って人に代えられました。これが「埴輪」の起りです。もちろん、これらは子供たちを対象にしたものではありませんが、ともかく、この埴輪が日本人形の元祖であるとされております。このほかに、研究家の一説には、世界的にみますと紀元前三千年頃、すでに人形に似たものがつくられていたとされております。しかしその人形らしきものは、手足がなく、男女の区別だけがはっきりしたもので、きわめて宗教的な色彩の強いものでした。こうしてながめてみますと、人形の起源は、そのまま、人類の歴史と共にあり、人形は人間の分身であるといわれているのも頷けます。

久月は人形づくりの指導と、その普及を通じて、日本の伝統文化を継承してまいります。人形には日本人の心のふるさとがあります。久月は、江戸時代よりの人形専門店として、その技術を今日もなお守り続けております。
本学院は、その長い歴史を持つ久月の伝統的な人形製作技術を指導すると同時に、新しい時代の美的感覚を取り入れた美しい人形づくりの心を学ぶ園として皆様にご利用いただくものです。多彩な教授陣のゆきとどいた指導のもとで日本の伝統芸術、日本人の心の奥ゆかしさ、そして物をいつくしむ心をはぐくんで頂きたいと願っております。

学院のあゆみ 本校創立からのあゆみをご案内します。

久月の伝統的な
人形制作技術と、
美しい人形づくりの心を
一緒に学んでみませんか?

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